『長野県神城断層地震』

安部 有美子
(推薦者:長友 優)

2014年11月22日
閉店も迫った夜22時ごろ
長野県神城断層地震が発生しました。

緊急地震速報も間に合わないほど
突然の強い横揺れ
安部主任は自宅で
テレビを見ていたそうです。

地震がおさまるのを待って、
自宅に電話をして家族の安否を確認。

お店、大丈夫かな…
メンバー…
お客様…

そんな不安が頭をよぎるよりも先に、
店舗に向かうため
車に乗り込んでいました。

まず向かったのは、
自宅から一番近い柳原店
店舗では、お客様やメンバーに
怪我人がいないかを確認

幸いにも怪我人はいませんでした。

店舗の被害状況の把握は役職者に任せ、
お客様をお見送りした後、
役職者の許可を取り、
メンバーにも家族の安否状況を
確認させてほしい、
とお願いしていました。

また、警備や清掃スタッフにも声をかけ、
安否状況を確認してもらいました。

私たちは、緊急時にはfacebookなどで
情報を共有しています。

しかしいくら更新をしても、
1店舗だけ被害状況が上がってきません。
それが中野店でした。

被害状況をアップできないってことは
本当ににまずい状況なのでは…?

高まる不安を抑えるように、
安部主任は再び車に乗り込み、
中野店に向かいました。

電話で確認する方法もありましたが、
facebookでさえ更新できない状況。
それなら、行ってしまった方が早い。
そう思っての行動でした。

中野店に着いたとき、
みんな疲れきった顔をして、
割れたガラスの片付けをしていました。

今回の地震で割れたのは、
防煙ガラスという
天井から釣り下がっているもの。

幸いなことに、お客様にもメンバーにも
怪我をした人はいませんでした。

この状況で自分にできることは何か?
自分にしかできないことは何か?

自然とそう考えて
体が動いていたそうです。

安部主任はメンバーに声をかけ、
家族の状況を確認するよう
声をかけて回りました。

そして、その日出勤したメンバー以外、
非番のメンバーにも連絡をし、
安否状況を確認。

幸いなことに、
怪我人が出ることなく、
乗り切ることができました。

遅番のメンバーを送り出した後、
「明日の営業をどうするか」
という話し合いになりました。

割れて落ちたガラス以外にも、
お店のいたるところに
亀裂が入っているなど、

お客様の安全確保を考えて
営業できるのか?
という状況でした。

そんな中みんな一丸となって、
できることに集中し、
営業できる島だけでオープンしようと
行動し始めました。

安部主任も最後まで残り、
台の入れ替えなどを手伝ってくれました。

誰一人、諦めている人は
いませんでした。

その結果、何とか翌日は
12時にオープンができたんです。

後日、安部主任と話す機会があり
こう答えてくれました。

「お店が営業できないと、 
私たちの会社が成り立たない。

そんなことを考えていると、
じっとしていられなかった。

気づいたらお店に向かっていたんです。

お店では、邪魔にならないよう考え、
自分ができることを考え、
周囲の協力を仰ぎ、行動しました。

ただ、それだけのことなんです」

「仲間を家族と思い」と
口で言うのは簡単です。

しかし、こういう緊急時にこそ
その人の本当の考え方が
わかるのではないでしょうか?

そんな中で安部主任がとった行動は、
fun wayに書いてある仲間の行動、
そのものだと思います。

メンバー一人ひとりを家族と思い、
メンバーの家族のことも
考えて行動できる。

そんな行動力が、今後のサンエイに
必要になるんだと思います。