『お客様のために!』

7月の初旬。

出勤をすると、
「山下さんの家の水は大丈夫ですか?」
清掃業者の方から言われました。

よくよく聞いてみると、
三郷を含めた広範囲の地区で、
水道から汚水が出ているとの
情報がありました。

昨年の夏にも、大雨の影響で
水道管が破裂し、
汚水が混ざる出来事がありました。

濁った水が出ようものなら、
食堂とカフェは
営業が出来なくなってしまう。

三郷店は大丈夫なのか?
開店できるのか?
このまま何もせずに、
三郷店を開店してもいいのか?

どこまで被害が
出ているのかも分からない。
復旧のめども立っていない。

最悪の事態が頭をよぎり、
焦って動けなくなる自分。

周りを見渡すと、何も知らずに
開店作業を始めるメンバー。

どうしよう・・・。

でも、今、この場では
自分が責任者なんだ。

この状況、どうすれば
解決できるんだろう。

そう思い直し、
行動することを決めたんです。

まずは情報収集。

地域の店舗の方や、清掃業者の方、
早番メンバーにも
色々と被害状況を聞き、
情報を集めました。

次に市役所に連絡を取り、
早番メンバーを集め、
給水車から水の確保を指示。

私は店舗に残り、情報をこまめに
収集しながら指示を出し、
開店作業を急ぎました。

三郷店では100Lの飲み水を
確保したけれど、
まだ不安は消えなかったんです。

だからこそ、

開店後も、食堂とカフェ内の
氷の定期点検、
水を出しっぱなしにしての
定期点検も適宜行いました。

何があっても対応できるように
メンバーみんなで共有し、
常に気を配っていました。

そして、無事に何事もなく
お客様を迎えることができました。

お客様に安全な水を届ける。

それを実現するために、
本当にたくさん迷いました。

自分がこんなことを
判断してもいいのか?
もしダメだった時は、
お客様に迷惑がかかるんじゃないか?

仲間の助けも必要だった。
地域の方へ
状況を聞くのも必要だった。
具体的にどう行動するのかの
判断も必要だった。

いろんなことを考えて
判断しなければなりませんでした。

今になって振り返ってみると、
判断するための基準は全て
fun wayの中にありました。

自分が考えた最善の方法を、
自信を持って行動に移すこと。

小さな心配事も残さず、
全力でやり遂げること。

経験が無いことでも挑戦し、
絶対上手くいくと信じていたこと。

僕は今回の出来事を通し、

わたしが主役!
わたしがつくる!
わたしがサンエイ!

というビジョンに少し
近づけたような気がしました。

でも自分ひとりで
出来たわけではありません。

普段から仲間や業者の皆様、
お客様との関係を
築けていなかったら、

なしえることが
出来なかったと思います。

僕の思いや意図を汲んで、
動いてくれたメンバーに
感謝しているんです。

信頼されるお店になるために。

誰かが一歩踏み出すことで、
みんなが一歩踏み出せる。

誰かが主役になることで、
みんなが主役になれる。

全員が主役になるために、
これからもチャレンジし続けます。